個別株

米国株1位の増配銘柄はアメリカンステイツウォーターという水道の会社⁉

今回は 「世界一の増配銘柄」を紹介したいと思います。

なんと、「68年」も減配をせず、ずっーと配当金を増やし続けてくれています。

日本の増配一位は、「花王」の「33年」です。
となると、倍以上の年月以上ずっと増配を続けております

この動画で学んでいただきたいポイントは2つあります。

  1. 「世界一増配銘柄はアメリカにある水道の会社」
  2. 「配当利回りは1.8%」

現時点では高配当株とは言いづらいですが
ただ、配当金は毎年平均4%ずつ上昇しています。

配当金が上り続けているこの水道の会社
どんな会社なのかを紹介していきたいと思います。

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世界一増配銘柄はアメリカにある水道の会社

「アメリカン・ステーツ・ウォーター」
ティッカーシンボルはAWRとなります。

カルフォルニア州の約10の郡で
水の購入、生産、販売を行う公益事業が主軸の会社で
電気についての事業も展開していますが、水が約9割・電気は1割

これ聞いてこんなこと思いませんでした?

「水の会社?水道事業ってなんだろう?」

「ウォーターサーバーを売る会社かな?」

「それなら、日本にもあるよね」って思いますよね。

違います! と。違うんですよ。

これね。聞いて驚くと思います。

ここがポイントです。

「カリフォルニア州において、大量の地下水の所有権を保有している」会社なんですね。

地下水の所有権を保有している

地下水の所有権を保有している

何度も言いますよ。
これが大事。

ということはですよ。

カリフルニア州において、公園の水や、家庭の水なども
ここの「アメリカン・ステイツ・ウォーター」が提供しているということなんですね。

アメリカでは、一部「水」を民間企業が提供しているんですよ。
蛇口をひねったら出てくる水をね、
これを、カリフォルニア州では「アメリカン・ステイツ・ウォーター」が提供していて

「他社が入りにくい独占事業」を持っているんですよ。

ちなみに日本は民間企業は運営しておりませんよね。
全て行政(公共)が運営しています。

なので、このアメリカにおいて「民間企業」が運営をしていることに驚きました。

それでは、この水道事業を展開している「アメリカン・ステイツ・ウォーター」の株価指標や配当金を見ていきましょう。

株価指標

2022年6月29日時点の株価、$79.12、日本円に直すと10,760円になります。

アメリカは、一株から買えるので、10,760円あれば一株買えます。

PER:31.0倍

PBR:4.26倍

配当利回り:1.77%

配当性向:55%

この銘柄は、配当性向50%を維持しながら、増配をし続けている、維持しているということは、売上も伸び続けているということですね。

配当金推移

‘87年からしか出ていませんが、68年ずっと増配し続けています。

少しみてもらいたいのが、’15年・’16年、「ポコッ」と出て、「減配してる?」と思うかもしれませんが、記念配当しているので、減配ではありません。

2022年も、減っているように見えますが、これは途中経過なので問題なく増配してくれる予定ですのでご安心ください。

業績

左上のグラフを見ると、徐々に売上高が上がっていて
営業利益も上がっていることがわかりますね。

増収増益というのがわかります。
さすがの独占事業ですよね。

「総収入」、2021年12月末の売上です。

「498.85」

「これいくら?」

「え、何ドル? 何ドル?」となりますよね。

これも解説していきます。

2021年売上は4億9800万ドル

日本円で約677億円売上です。

これを聞いただけでは、どれくらいの売上かわかりにくいですよね?

日本の企業に置き換えると、とてもわかりやすくなります。

日本の企業のなかで、1160番目くらいの売上高になります。

イメージは「かっぱ寿司」くらいと思ってください。

「かっぱ寿司」の売上と同じくらいだよと思っていただければ、事業規模のイメージがわかりやすいかなと思います。

チャート(週足)

ここ最近、株価は下落している状況です。

チャート(月足)

一方、月足で見ると
ずっーーと「肩上がり」なんですよね。

2020年~2022年までは、少し横這いになっているかな

逆に、今の株価は2020年くらいの水準なので
安くなってきているかな、と思います。

まとめ

今回は「アメリカン・ステイツ・ウォーター」のお話をさせていただきました。

覚えていただきたい点が2つです。

1つ目

米国一の増配銘柄は「68年間増配中」の水道会社
水を提供している会社なんだよ。

2つ目

配当利回りは1.8%と低いが、毎年配当金は平均4%ずつ上昇しているので

大体計算すると、6~7年前に持っていると
今頃、配当利回りは4%くらいになっていたかな、というような感じです。

6年前に持っていて、配当利回りが4%というのはスゴいんじゃないかなと思います。

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