今回はこんな記事です!
米国株の高配当株って、いっぱいあるけど絞り切れないよ…
有料企業で超高配当なのないかな〜
そんな声が聞こえておりましたよ!
そんな皆さんの悩みにお答えして、今回は

米国株超優秀500社(S&P500)のうち超高配当な米国株
配当利回り上位5選を紹介したいと思います。
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まずS&P500とは何か?

聞いたことありますでしょうか?
マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾンなど名立たる超優良企業の500社なんですね。
「S&P 500」の条件を話しますと
- 米国株である
- 時価総額61億ドル以上である
- 最低の浮動株比率が50%以上である
- 直近四半期が黒字決算で、直近四半期の利益合計がプラスである
簡単に言うと、
米国の企業で個人が取引しやすく、成長している大きな企業選抜500社
これがですね「S&P 500」になります。
その企業選抜500社の中で、超高配当な米国株
配当利回り上位5選を紹介したいと思います。
1銘柄目

「ライオンデルバセル・インダストリーズ」ティッカーシンボル(LYB)です。
ティッカーシンボルとは、海外の証券取引所(株式市場)において、銘柄を識別するための日本の株式でいう証券コードのようなものです。
本社は、オランダのロッテルダムにあります。
主要製品はポリプロピレン、ポリオレフィン、エチレンで
ヨーロッパ、アジア、その他地域で販売する大手化学品メーカーになります。
株価指標

株価:1株 $83.60
日本円にすると11,536円になります。
PER:4.99倍
PBR:2.31倍
配当利回り:5.31%
配当性向:28%
非常に高配当な優良企業です。
配当金の推移

’19年だけ異様に高くなっていますが、これは記念配当です。
CAGR(*1)-1.2%となっていますので、高配当とはいえども、配当金が-1.2%ずつ減ってしまっているというような現実になります。
(*1) CAGRとは、配当金の成長率
業績

売上は、461億7300万ドル
日本円にすると6兆3718億円となっています。
ですので、「イオン」よりも多く
「TOYOTA」よりも下というような感じです。
チャート(月足)

2015年から株価が横這いしているような感じですね。
大体80ドルから120ドルのあいだに収まっているという感じの銘柄です。
ここを買うのであれば、「比較的安いところで買う」のがいいのではないかなと思います。
今、落ちているタイミングは良いタイミングなんじゃないかな、とも思っています。
2銘柄目

「キンダー・モーガン」(KMI)になります。
天然ガス、ガソリン、原油、二酸化炭素を輸送するパイプラインを所有・運営し、エネルギー輸送・貯蔵を行う会社です。
株価指標

1株 $16.58
日本円にすると2,288円となっています。
PER:21.3倍
PBR:1.18倍
配当利回り:6.45%
配当性向:81.25%
と、「少し払いすぎかな」という感じですね。
配当金の推移

2015年から16年にかけて配当金は落ちてしまったのですが
2011年からすると、配当の成長率・CAGRは3.4%に成長したというような形になります。
業績

売上は166億1000万ドル
日本円では2兆2921億円となります。
「花王」の1.4兆円より大きく
「イオン」よりも下という感じです。
チャート(月足)

2016年、一気に下がってしまっています。
一時期、11ドルまで下がりました。
そこから、横這いの形になります。
こちらも、超高配当であるがゆえに
「株価の成長」はそんなに感じられないという感じです。
3銘柄目

「ワンオーケー」(OKE)になります。
2005年にコック・インダストリーズの天然ガス事業を買収し
主要天然ガス液システムを所有する多角事業エネルギー会社になります。
米国全域で天然ガスおよび天然ガス液ビジネスを手掛ける会社です。
株価指標

株価は1株 $54.85
日本円で7,569円となります。
PER:16.4倍
PBR:4.07倍
配当利回り:6.82%
配当性向:116.69%
これは少し出しすぎですね。
配当金推移

年々、配当金が成長しているのがわかりますね。
CAGR 9.3%なので、9.3%ずつ成長していっているという感じです。
業績

売上は165億4031万ドル
日本円で2兆2825億円となっています。
チャート(月足)

チャート的には、コロナショックで一時12ドルになりましたが
そこから上がって、現在55ドルくらいになっているというような水準です。
75~78ドルくらいがいつも天井で、下落しているというチャートにみえるかなと思います。
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4銘柄目

「アルトリア・グループ」(MO)です。
タバコ、ワインなどの食品を製造・販売する食品・タバコ産業グループになります。
タバコだと「マルボロ」が、アルトリアが提供している商品になります。
株価指標

株価は $41.63
日本円で5,744円です。
PER:31.1倍
PBR:なし
配当利回り:8.46%
配当性向:58.09%
になります。
配当金推移

一番、配当金が落ちてしまったのが2009年となっています。
そこから盛り返して、という形になります。
業績

売上は260億1300万ドル
日本円では3兆5897億円となっています。
チャート(月足)

2017年 6月からずるずると下がって、今は41ドルくらいになっているということで
「株価の成長」は中々感じられないかなと思います。
5銘柄目

「ルーメン・テクノロジーズ」(LUMN)です。
世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信関連の製品とサービスを提供する会社になります。
株価指標

1株 $10.63
日本円にすると1,466円になります。
PER:5.57倍
PBR:0.92倍
配当利回り:9.41%
配当性向:52.91%
となっています。
配当利回りがとても高いです。
そして、配当性向は意外と50%と「配当金出しすぎ」感はありません。
配当金推移

ただし、配当金は年々減り続けているのが 悪い点ですね。
7.1%配当金は成長したと書いてありますが、それは、あくまでも’85年と比較しただけですので、配当金は成長せず、ずるずると下がっているという感じです。
業績

損益計算書は左側で見てとれますが、「右肩下がり」の売上になってしまっています。
売上は196億8700万ドル、日本円で2兆7168億円となっています。
「花王」よりも上で、「花王」の倍くらいになります。
チャート(月足)

ずっと下げていますので、ここは「高配当であるけども株価はずっと下げてしまっている」という感じなので
投資するには「長期投資に向かないかな」というのは、月足を見ると思ってしまいます。
まとめ
今回ご紹介したのは、こちらの銘柄です。

- ライオンデルバセル
- キンダー・モーガン
- ワンオーケー
- アルトリア・グループ
- ルーメン
この5社を見て共通するのは「配当はいい」
そして「S&P 500」に選ばれている優良企業だとはいうものの
「減配」や「株価が下落傾向」にあるというのもあるので
投資をするには、少しリスクが伴う高配当株かな、という印象です。
高配当株の中にも、「配当金が成長しているもの」「ただ利回りは少ないもの」
一方で「超高配当株だけど、株価の下落が激しいもの」など非常に多くありますので
このブログでこれからも様々な高配当株を紹介していきたいと思っています。
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